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相談マナーの基本を学ぼう!
・社会人になりたての人
・職場の人間関係がギクシャクしている人
・相談をよく受ける立場の人
はぁ…。
どうしたんじゃ?こびとちゃん。
先輩に仕事の相談に行ったんですけど、怒られちゃって…。
ほうほう。それは大変じゃったのぅ。
仕事の相談なんだから、怒らなくてもいいのに…。
こびとちゃん、その先輩には「相談のマナー」は守って相談したかい?
え?相談のマナーなんてあるんですか?
相談のマナーを知っていると、職場の人間関係のギクシャクを回避できるかもしれないぞぃ。
守ってますか?守らせていますか?「相談のマナーについて」
皆さんは、上司や同僚に仕事の相談をするときにギクシャクしたり、トラブルになった事はありますか?
仕事をしている上で、相談をすることは必要不可欠です。
相談をしないで勝手に進めると、問題が起きた時に重大なトラブルに発展するケースがあります。
何か物事を進めるうえで、周りの人に確認したり、相談することはとても大事なことです。
しかし、その相談をする時に、マナーを守っていないと相談をした相手とのトラブルに繋がる事もあります。
どのような方法で相談をするのが良いか、知識として知っているだけで、人間関係のトラブルを回避することができます。
また、相談をよくされる側の人は、マナーを守らせる事で自分の仕事の負担やストレスが軽減します。
以下の3つの基本的な知識を学ぶだけで、良好な人間関係を築けます!
一緒に勉強しましょう!
相談のマナーの基本ポイント4つを紹介!
①相談する相手は直属の上司or仕事を依頼された人へする。
仕事の事で相談をする場合、誰に相談するのか?という事を意識しましょう。
職場の中はそれぞれ立場があり、立場によって権限が違います。
クラスの簡単な決め事はクラス担任や主任、園全体の運営に係る決め事は園長や理事長、などそれぞれ仕事の範囲が違います。
クラスの細かい決定を園長に相談すると、どういう事になるでしょう?
きっと「それはクラスの先生や主任に確認して」と言われ、イラッとされるでしょう。
それは扱ってる業務内容が違うからです。
また、相談事をリーダーや主任を飛び越えて、いきなり園長にいってしまうと、リーダーや主任はその内容を把握していないことになってしまいます。
基本的に相談事は自分と立場が近い、クラスリーダーに相談するようにしましょう。
クラスリーダーと相談し、更に上へ相談する必要があれば、主任に相談しましょう。
手っ取り早く園長!とかはダメなんですね。
園長もクラスの細かい事までは全部把握しきれません。相談されても困ってしまうケースもあります。
また、主任から任されたをクラスの先生に相談する…という事も基本的にはしない方が良いです。
この場合、クラスの先生は主任の意図を完全には把握できておらず、適切なアドバイスができない状態だからです。
基本的に仕事を任された場合の相談は、仕事を任せた人にするようにしましょう。
②相談するタイミングを適切にする。
相談の基本的な考え方は「自分の力量では判断・処理ができないから、他の人へ意見をもらう」ということです。
つまり、いくら仕事の内容の相談とは言え、相談される側は自分の仕事ではない、プラスの仕事を持ちかけられ、時間を奪われるわけです。
この基本的な考え方はしっかり認識しておきましょう。
私の仕事ではあるけど、先輩の仕事ではないですもんね…。
もちろん後輩の仕事のカバーをするのは先輩の役目。しかし、マナーは守りましょう。
例えば、こびと園長は保護者会が始まる10分前に
「来月のお誕生日会について」
相談を持ち掛けられたことがありました。答えるには答えましたが…
こっちにはこれから挨拶や資料説明など重大な仕事があるから、できれば後回しにしてほしい…。
と思いました。
それは相談相手に割ける時間や余裕がないからです。
そのような時に相談することは得策ではありません。
相手の都合を考えなければ、「この人は自分の事しか考えられていない」という風に思われてしまいます。
そこからトラブルに発展してしまうケースもあります。
相談する前に、相談相手がどのような状況であるか、一度確認してから相談を持ち掛けましょう。
今しなくてはいけない相談なのか?も考えなくちゃですね!
③相談をする時は「自分の意見」を持ってくる。
皆さんが相談を受ける立場の人だったと仮定して、次のどちらが相談を受けやすいですか?
おそらくは青色の質問の方が考えやすいと思います。
この2つの質問は同じ食事に関しての質問ですが、大きな違いがあります。
それは、自分なりに解決策を持ってきているかどうかです。
相談を持ち掛ける場合は必ず、自分なりの解決策を考えて、相談するようにしましょう。
自分なりの解決策を持たないと、問題を相手にそのまま丸投げすることになってしまいます。
もし、自分が相談を受ける立場だったら、丸投げされるのは不愉快ですよね?
④相談相手が判断ができるデータを用意しておく
相談を持ち掛けるときには、相手が判断できるデータを用意することが大切です。
例えば
子どもの折り紙が全然足りないので、いっぱい買ってもいいですか?
1日何枚くらい使ってるの?
わかりません…。
という事では相談される側も困りますし、結局2度手間になってしまいます。
相談をするからには、相手の時間をもらう、という意識でちゃんと判断できるようなデータを用意しましょう。
まとめ
相談する時は
②相談するタイミングを適切にする。
③相談する時は自分なりの解決策を用意する。
④相談相手が判断できるようなデータを用意しておく。
マナーを守れば、みんな気持ちよく働けます!